マエケン　雨に泣く…３回４失点降板、ド軍７３年ぶり１１連敗

ナ・リーグ   ドジャース６―８ジャイアンツ （ 2017年9月11日    サンフランシスコ ）

＜ジャイアンツ・ドジャース＞開始遅れや中断があり午後１１時前に１回のマウンドで投げる前田
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　ドジャースの前田が１１日（日本時間１２日）のジャイアンツ戦に先発し、今季最短タイの３回４安打４失点で勝敗はつかず、１３勝目を逃した。チームは１６連敗した１９４４年以来、７３年ぶりの１１連敗に「連敗を止められなかったのは悔しい」と唇をかんだ。

　雨天のため開始が４２分遅れ、さらに初回攻撃中に大雨で２時間５２分中断したため、前田の１球目は午後１０時５８分だった。初回に先制２ランを許すと、２回にもソロを浴び「（調整が）難しい部分があって。ウオーミングアップは３回くらいやった。いつもの倍くらい疲れた」と話した。試合終了は午前２時１０分だったが「メジャーリーグでしかこういう経験はできない。いい思い出になればいい」と前を向いた。地区首位のチームは最近１７戦１６敗と地区優勝目前で失速している。（奥田秀樹通信員）

　《９・１１から１６年、各球場で追悼》０１年９月１１日に起きた米中枢同時テロから１６年を迎え、各球場で犠牲者を追悼した。ド軍の前田、ダルビッシュも試合前に黙とうし、球場に半旗が掲げられた。ニューヨークで行われたレイズ―ヤンキース戦では試合前にヤ軍の田中らがベンチ前に整列し、テロ犠牲者とともにハリケーン被災者に黙とうをささげた。