41歳ロッテ福浦 5年ぶり4打点 通算2000安打あと39

[ 2017年9月13日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ7―5オリックス ( 2017年9月12日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>7回1死一塁、福浦は勝ち越しとなる中越え適時二塁打を放つ
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 ロッテの福浦が5年ぶりの4打点で勝利を引き寄せた。2―3の5回2死満塁。22歳下の山本にフォークで追い込まれたが、41歳は落ち着いていた。3球続いたフォークに「真っすぐを待っていたが自然にいった」と一、二塁間を破る逆転の2点右前打。4―4の7回はヘルメンの初球を中越えの勝ち越し適時二塁打とした。

 1試合4打点は、12年4月18日の楽天戦以来。通算1961安打とし、大台へ残り「39」だ。「まだまだ。1本ずつ」と謙遜するが伊東監督は「井口は今年で辞めるが、福浦には目標がある」と記録を後押しする。

 プロ24年目。1月の沖縄自主トレをともにする若い田村は「どんなに体がきつくても自分で決めたメニューは必ずやり遂げる」と妥協のない鉄人ぶりに敬意を払う。1歳上の井口は現役引退を表明したが、福浦は「ずっと(井口の)背中を見てやってきた。(自分も)体が持つ限り頑張りたい」と前進を続けるつもりだ。 (君島 圭介)

 ▼ロッテ・荻野(8回の決勝打を含む3安打)みんなが塁に出てくれたので、つないでいこうと思った。

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2017年9月13日のニュース