DeNAついに4位転落「それに関してはどうすることもできないので」

[ 2017年9月13日 22:29 ]

セ・リーグ   DeNA4―12広島 ( 2017年9月13日    マツダ )

<広・D>1回2死一、二塁、岩本に右前適時打を打たれる飯塚
Photo By スポニチ

 DeNAが広島に4―12で大敗を喫し、阪神に勝った巨人に抜かれてクライマックスシリーズ(CS)出場圏外の4位に転落した。

 先発投手の飯塚が味方打線に初回2点を先制してもらいながら、その裏に7安打を集中されて6点を失いプロ最短となる1回KO。3回と4回に1点ずつを返して4―6と2点差まで追い上げたが、6回には3番手・砂田と4番手・田中健が打ち込まれてこの試合2度目の打者一巡で再び6点を失い、大敗となった。

 「初回が今日のターニングポイントだったと思う」と試合を振り返ったラミレス監督は「飯塚は直球が良くなくて、フォークを多投し続けた結果、打たれてしまったのかな。とにかく直球が悪すぎた。こういう経験をすると、このレベルでやっていくには何が必要なのかを学んだと思う。首位チーム相手に、しかも敵地の雰囲気の中で」とし、「試合前から勝っても負けてもと決めていたが、一度登録を抹消します」と飯塚の2軍落ちを決定。

 苦い経験をした20歳の飯塚は「ふがいない投球だったし、カウント面でも初球ボールというのが多かった。もっと初球からストライクを取っていかないと。一人一人しっかりと、先を見ずにやっていけば結果は変わっていたのかなと思う」と1回KOを振り返った。

 それでも打線は11安打とまずまず。「打線に関してはポジティブに捉えている」というラミレス監督は4位転落については「それに関してはどうすることもできないので。明日のゲームを集中して勝ちにいくだけです」と話すにとどまった。

続きを表示

2017年9月13日のニュース