大谷 出た今季最速163キロ!やっと今季初勝利「申し訳ない」

[ 2017年9月13日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム7―0楽天 ( 2017年9月12日    札幌ドーム )

<日・楽>5回2/3を1安打無失点で今季初勝利を挙げた大谷
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 日本ハム・大谷が今季初のお立ち台に上がると、拍手が湧き起こった。負ければCS進出が完全消滅する一戦で5回2/3を1安打無失点。今季初勝利に「こんなに遅れて申し訳ない気持ち。良い投球を見せられて勝って良かった」と安どした。

 2回1死一、二塁。初めて得点圏に走者を置きギアを上げた。茂木の3球目に今季最速163キロを計測し、高速フォークで投ゴロ。聖沢は161キロで遊ゴロに仕留めた。勝負どころで球威が増した。

 6回2死で交代を告げられ「(6回の前に)あと2人と言われていた。3人いければ良かったけど」。80球程度という予定通り78球で降板したが、視察したナ・リーグ球団スカウトは「投球の勘が良い」と称えた。別のナ・リーグ球団スカウトも「(他の選手と)比べられない。投打両方やるんだから」と語った。

 優勝決定試合で史上初の1―0完封勝利を挙げた昨年9月28日の西武戦以来、349日ぶりの白星。次回は中6日以上を空け110球程度がメドとなる。 (柳原 直之)

 ▼日本ハム・栗山監督 勝ちが付いたことより、ゼロで抑えたことに意味があった。

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