マエケン 突如崩れ5敗目 青木はスタメンで二塁打 上原、復帰戦で2失点

[ 2017年8月21日 14:46 ]

タイガース戦で5敗目を喫した前田 (AP)
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 メジャーリーグは20日(日本時間21日)に各地で行われ、ドジャースの前田はタイガース戦に先発して5敗目。5回まで一人も走者を出さないパーフェクト投球も、6回に崩れて5安打4失点。この回で降板し、7月2日のパドレス戦となる黒星を喫した。チームは1―6で敗戦。

 ブルージェイズの青木はカブス戦に「8番・左翼」で先発出場。5回の第2打席に左翼への二塁打、さらに延長10回の第5打席では押し出しの四球を選び、4打数1安打1打点だった。試合は延長戦の末、5―6でサヨナラ負け。

 首の張りで故障者リスト入りしていたカブスの上原は、この試合で復帰登板。3―3と同点の延長10回から6番手の投手としてマウンドに上がったが、2/3回を投げて2安打2失点と結果を残せなかった。内野安打と敬遠四球で1死一、二塁の場面を迎えると、ピラーに適時打を浴びて失点。代わった投手も上原が出した走者の生還を許した。

 マーリンズのイチローはメッツ戦の8回に代打で起用され、空振り三振に倒れた。チームは6―4で勝利。なお、この試合で田沢の登板はなかった。

 ア・リーグ東地区2位のヤンキースは同地区首位のレッドソックスに1―5で敗れ、同カード3連戦を負け越し。両チームのゲーム差は5・0に開いた。ヤンキースは移動日をはさみ、22日から敵地デトロイトでのタイガース3連戦。このカード初戦に右肩炎症で故障者リスト(DL)入りしている田中が復帰登板を予定している。

<20日の日本人選手成績、カッコ内はシーズン成績>

前田:先発して黒星、6回5安打4失点、無四球7奪三振(22試合11勝5敗1セーブ、防御率3・88)

青木:先発出場して4打数1安打1打点、一ゴロ、左二塁打、三ゴロ、投ゴロ、四球(80試合59安打3本塁打23打点、打率・265)

上原:リリーフ登板して2/3回、2安打2失点1四球(44試合3勝4敗2セーブ13ホールド、防御率3・96)

イチロー:代打で空振り三振、1打数無安打(102試合36安打2本塁打12打点、打率・243)

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2017年8月21日のニュース