父は元横綱 天理・輪島 甲子園初登板はほろ苦「自分の力不足」

[ 2017年8月21日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権第12日・準々決勝   天理13―9明豊 ( 2017年8月20日    甲子園 )

<明豊・天理>9回に2番手で登板も不本意な投球に終わり、一礼して引き揚げる天理・輪島
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 大相撲の元横綱輪島を父に持つ天理・輪島大地が10点リードの9回、甲子園初登板したが、代打満塁本塁打を浴びるなど、1死も取れずに4失点で降板。

 「味方がリードして投げさせてもらったけれど、自分の力不足」と悔しさをにじませた。咽頭がんの手術を受け、発声が困難な父からは手紙で励まされてきた。好結果で恩返しできず、「次に向けてしっかり調整したい」と気持ちを切り替えていた。

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