森越 15年阪神加入後初安打 戦力外の中日相手に「何とか打ちたいと」

[ 2017年8月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―2中日 ( 2017年8月20日    ナゴヤドーム )

<中・神>11回、森越は左前打を放つ
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 9回から二塁の守備に就いた阪神・森越が、かつての本拠地で決勝点の口火を切った。先頭で迎えた延長11回、岩瀬から14年5月10日広島戦以来、15年の阪神加入後、初安打となる左前打。2死二、三塁から鳥谷の左前打で決勝のホームを踏んだ。

 「積極的に行って、塁に出ることだけを意識していた。後ろに糸井さんとか、いい打者がいるので。古巣相手に打席に立たせてもらって、何とか打ちたいという気持ちで臨みました」

 14年に中日を戦力外となり阪神へ。そんな苦労人は試合後、喜びをかみしめた。主に守備固めとしての起用が多いが、努力と準備は怠らず。「一緒に練習している打撃コーチの方々のためにも、という思いもありました」と汗をぬぐった。金本監督も「地道にやってきた成果じゃないかな」と働きを称えた。

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2017年8月21日のニュース