オリドラ4山本「楽しめた」初登板5回1失点 福良監督次回先発を確約

[ 2017年8月21日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3―2ロッテ ( 2017年8月20日    京セラドーム )

<オ・ロ>プロ初登板で5回7安打1失点と好投した山本
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 39年ぶりの偉業こそ逃したが、堂々のデビュー戦だった。プロ初登板初先発となったオリックスのドラフト4位・山本(都城)は最速152キロ速球主体に5回7安打1失点。

 勝ち投手の権利を持って降板したが、岸田が同点ソロを浴び78年三浦広之以来となる球団高卒新人の先発デビュー勝利は飾れず。それでも今後に期待を抱かせる19歳の好投だった。

 「楽しめた。思い切って投げられた。またしっかり練習してレベルアップしたい」

 初回1死から連打され一、二塁も後続を断った。2回2死から田村に同点ソロを浴びたが失点はこれだけ。5回1死満塁では代打井口を三ゴロ併殺打に仕留めリードを守った。

 観戦した母・由美さんは「感動した。夢はかなうんだなと思った」と感慨深げ。福良監督は「良く投げた。大したもの」と評価し次回先発を確約。21日に出場選手登録を抹消し31日ロッテ戦での登板が濃厚となった。

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2017年8月21日のニュース