マエケン12勝目ならず 5回パーフェクトも6回“別人”4失点

[ 2017年8月21日 05:30 ]

インターリーグ   ドジャース1―6タイガース ( 2017年8月20日    デトロイト )

<タイガース・ドジャース>5敗目を喫したドジャース先発の前田(AP)
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 ドジャースの前田健太投手(29)は20日(日本時間21日)、デトロイトで行われたタイガース戦に先発。5回まで完全投球を見せるも、6回に下位打線に3連打を浴びるなど一挙4失点し、12勝目はならなかった。ドジャースは敗れ、前田は5敗目を喫した。

 序盤から速球の走り、変化球のキレともに抜群だった前田。初回から2つの三振を奪う完ぺきな立ち上がりを見せると、そのまま5回までをパーフェクトに抑えた。

 一方、タイガースの先発・バーランダーも快投。前田に負けじと5回までを無安打に抑え、0―0のまま試合は進んだ。

 前田とバーランダーによる“快投合戦”が続く中、先制したのはドジャース。6回2死から1番・グランダーソンがチーム初安打、移籍後第1号となる右翼ポール直撃の先制ソロを放った。

 しかし直後の6回裏、それまでパーフェクトを続けていた前田の投球が一変する。先頭の7番・ヒックスに初安打を許すと、8番・ロマインには左中間へ二塁打を打たれて無死二、三塁。ここでラストバッターのマチャドに三塁線を破る2点適時二塁打を打たれ、あっという間に逆転を許した。

 さらに、2死二塁から3番・アップトンに2ランを被弾。4失点で逆転を許してこの回限りで降板し、12勝目はならなかった。

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