巨人どん底6連敗 打線組み替えも散発5安打 今季5度目の零敗

[ 2017年6月1日 05:30 ]

交流戦   巨人0―6楽天 ( 2017年5月31日    Kobo宮城 )

5回 無死 ペゲーロのソロ本塁打にぼう然とする巨人・高橋監督
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 昨年5月に7連敗を喫して以来の6連敗だ。散発5安打で今季5度目の零敗に、巨人・高橋監督は「点が取れていない。先に点を取られて、いい攻撃ができなかった」と嘆いた。

 相手先発が左腕・塩見とあって、左打者は5番・阿部のみ。捕手は打率・164の小林に代えて相川が今季初スタメン。右打者の中井を今季初めて左翼で起用した。早いカウントから積極的に打つように指示があり、選手たちも初回から実践した。それでも得点につながらなかった。

 自軍のミスで首を絞めた。3回1死一、二塁では、坂本勇がフェンスぎりぎりの中飛。タッチアップが可能な大飛球だったが、二走・中井が飛び出していたために三塁に進めなかった。守備では3回に二塁・山本が平凡なゴロを一塁に悪送球。この失策から3点を失い、山本は「悔しいです」と猛省した。チームの借金は3。首位・広島の背中が遠くかすんでしまう。 (重光 晋太郎)

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2017年6月1日のニュース