マー君、自己最長4連敗 6回途中7失点の乱調「自分が不安定だった」

[ 2017年6月1日 11:37 ]

ア・リーグ   ヤンキース4―10オリオールズ ( 2017年5月31日    ボルティモア )

オリオールズ戦の6回、降板を告げられジラルディ監督(28)にボールを手渡すヤンキース・田中
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 ヤンキースの田中将大投手(28)は5月31日(日本時間6月1日)、敵地ボルティモアでのオリオールズ戦に先発し、5回2/3で9安打7失点。自身最長の4連敗で5敗目(5勝)を喫した。

 5月中旬から1回2/3を8失点、3回0/3を6失点と2試合連続で大量失点を喫していた田中だったが、同26日のアスレチックス戦では7回1/3を1失点の力投。メジャー自己最多の13奪三振もマークし、不振脱出の手応えを感じさせた。

 しかしこの日は1、2回は走者を出しながらも無失点でしのいだが、3回に5安打を浴びて4失点。続く4回には2死から左翼線二塁打と四球で一、二塁のピンチを招き、A・ジョーンズに中越え3ランを浴びた。

 3回にはこの日3個目の三振を奪って日本投手8人目のメジャー通算500三振に到達したが、白星は遠く今季5敗目。5月8日のレッズ戦を最後に勝利から遠ざかっている。

 ▼ 田中の話 ファーストストライクをなかなか取れず、自分が不安定だった。何とか立て直したいなと思って投げていた。制球ミスがゾーンの真ん中に入ってしまって大量失点につながった。

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