広島、記録ずくめの7連勝!新井518人斬り&誠也8000号

[ 2017年6月1日 05:30 ]

交流戦   広島9―4西武 ( 2017年5月31日    メットライフD )

5回1死満塁、右前に適時打を放つ新井
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 同じ強力打線が武器の西武をまるで寄せ付けない。7連勝。広島が5回の6得点で一気に試合を決めた。

 レオを粉砕した師弟コンビの競演。まずは5試合ぶりスタメンの新井だ。押し出し四球で3―1とした後、1死満塁から右前へ2点適時打。新人・田村の速球を捉えた。「初対戦の投手。積極的に振っていこうと思った。チャンスで打てて良かった」。安打を放った投手はこれで通算518人。谷繁元信(前中日監督)を抜き、歴代単独トップに立った。「長くやらせてもらっている。使っていただいた方に感謝です」と感慨を込めた。

 愛弟子が祝砲で続く。なおも1死一、三塁とし、堂林が左越えへ今季1号3ラン。今季4度目の先発出場で、昨年4月26日のヤクルト戦以来400日ぶりの一発を放ち「うまく反応することできた」と納得の表情だ。

 伸び悩む堂林から昨夏に弟子入りを志願されて以来、新井は助言を惜しまない。オフ恒例の護摩行にも同伴した。左腕小石の内角高め直球を叩いたアーチに「難しいボールをね、ナイスバッティング」と目を細めた。

 7回には鈴木も10号ソロ。球団通算8000本目の本塁打だった。「たまたまだけど、うれしい」とはにかむ鈴木に、緒方監督は「(鈴木)誠也が記念の本塁打か。持っとるね」と上機嫌だった。

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