楽天ウィーラー2発6打点「積極的に振ろうと決めていた」

[ 2017年5月30日 22:22 ]

交流戦   楽天13―5巨人 ( 2017年5月30日    Koboパーク宮城 )

<楽・巨>6回無死、満塁ホームランを放ち、ガッツポーズする楽天・ウィーラー
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 価値ある“2発”だった。初回2死一塁。楽天の4番ウィーラーが巨人・菅野の2球目、真ん中外よりに甘く入ったスライダーをとらえると、打球は左翼席中段へ飛び込んだ。「積極的に振ろうと決めていた。ああいう結果になってよかった」。交流戦初戦の第1打席で相手のエースを叩く値千金の先制2ラン。3年目を迎えた助っ人が声を弾ませた。

 さらに8―4の6回には戸根から勝利を決定付ける10号グランドスラム。2発6打点の活躍に「チームがいい攻撃を仕掛けていたので自分もそれに乗って打つことができてうれしい」と喜んだ。

 主砲の活躍にけん引された打線が16安打と爆発して快勝。梨田監督は「初回から2点、2点と3回までですか。(菅野は)日本を代表する投手なので9回で2点取れたらと思っていた。ウィーラーの一発は大きかった」と表情をほころばせた。

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