152キロ左腕、立命大・東 進路に含み「自分で決めたい」

[ 2017年5月30日 05:30 ]

関西学生野球連盟・第8節3回戦   立命大1―0同大 ( 2017年5月29日    わかさスタジアム京都 )

<立命大・同大>4安打完封し、今春5勝目を挙げた立命大の東
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 今秋ドラフト候補に挙がる最速152キロ左腕・立命大の東克樹投手(4年=愛工大名電)が同大を4安打完封し、今春5勝目(2敗)を挙げた。7回2死まで圧巻の無安打投球。「アドレナリンがはるかに多く出ました」という8回1死二、三塁、9回1死一、三塁のピンチをいずれも併殺で切り抜けた。

 この日は最速150キロを計測するなど直球もキレ味抜群で7三振を奪った。今春は関大1回戦で自身2度目のノーヒットノーランを達成。リーグ戦は2位に甘んじたが「この春は(個人的に)一番満足のいくシーズンでした」と胸を張った。

 この日は楽天などが視察したように、プロからも熱視線を浴びる大学日本代表候補左腕。卒業後の進路に注目が集まる。「社会人野球に進むつもりで今はいますが、気が変われば、プロ志望届を出すかもしれません。自分の人生は自分で決めたい」と東。7月の代表強化合宿などを経て進路を熟考する考えだ。

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2017年5月30日のニュース