慶大・菊地 7回3失点で2勝目「完投できる投手に」

[ 2017年5月30日 05:30 ]

東京六大学野球最終週最終日   慶大4―3早大 ( 2017年5月29日    神宮 )

<慶大・早大>7回3失点で今季2勝目を挙げた慶大・菊地
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 早慶戦3回戦が行われ、慶大が4―3で勝ち、2勝1敗で勝ち点を4とした。菊地恭志郎投手(3年)が7回3失点で今季2勝目。慶大は2位、法大は3位、早大は4位で全日程を終了した。早大の加藤雅樹外野手(2年)が首位打者を初めて獲得。その加藤らベストナインは史上3度目となる全員初選出となった。

 慶大が優勝は逃したが、早慶戦で勝ち点を挙げた。前日の勝てば優勝の試合で先発も1回2失点で降板した菊地が奮起。「優勝できず悔しかったが切り替えた。絶対に負けられなかった」と7回を3失点。今春、先発投手の完投は菊地の明大戦での完封のみ。大久保秀昭監督は「先発完投できる投手が出てこないと」とハッパをかけ、菊地も「完投できる投手になりたい」と秋を見据えた。

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2017年5月30日のニュース