イチロー 勝利呼ぶ代打同点打 10打席ぶり安打「めちゃくちゃうれしい」

[ 2017年5月30日 05:30 ]

インターリーグ   マーリンズ9―2エンゼルス ( 2017年5月28日    マイアミ )

<マーリンズ・エンゼルス>5回1死三塁、代打イチローは左前へ適時打を放つ(AP)
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 マーリンズのイチローが28日(日本時間29日)、エンゼルス戦で10打席ぶりとなる安打を放った。1点を追う5回1死三塁で代打出場し、低めのチェンジアップを右前に運ぶ同点打。次打者の2ランで決勝のホームを踏み、勝利に貢献した。

 今季は48試合時点で先発出場が自己最少の7試合と慣れない代打生活が続く。「代打は緊張する。先発と違う種類の緊張」と口にした上で「ヒットを打ったらめちゃくちゃうれしいですよ」。43歳で現役最年長野手の打率は・161だが、ドン・マッティングリー監督は「数字的にどうであろうと、自信を持って送り出せる」と口にした。インターリーグの通算安打は歴代1位の元ヤンキース、デレク・ジーターにあと1に迫る363とし、メジャー通算は3040安打。「今晩のビールはおいしい?」と聞かれると「もちろん」と表情を変えずに答えた。 (笹田幸嗣通信員)

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