投球なし敬遠は複雑…マー君「ドラマない」マエケン「面白さない」

[ 2017年2月24日 05:30 ]

ヤンキースの田中
Photo By AP

 試合時間短縮のため、今季からの導入が決まったと複数の米メディアで報じられた「投球なしの敬遠」について22日(日本時間23日)、ヤンキースの田中将大投手(28)とドジャースの前田健太投手(28)が複雑な反応を示した。

 新ルールでは投球をせずにベンチからの合図で打者を歩かせることができる。田中は「投手に関して言うならば楽になる」とし、「4球軽く投げた後、打者とスイッチを入れ直して対戦する。それをしなくてよくなる」「敬遠で緩く投げるのが苦手な投手もいる」と指摘。半面、かつては敬遠球を打者が捉えてサヨナラ打とするなどの名場面もあり「そういうドラマはなくなりますよね。ファンの人には印象的なシーンが一つ減るのかな」と複雑な思いも口にした。自身が登板した昨年9月10日レイズ戦でも、女房役のサンチェスが敬遠球を犠飛としていた。

 前田もほぼ共通した意見だ。合意事項に理解を示しつつ「暴投があったり敬遠の球を打たれる面白さはなくなる。ちょっと野球の面白みが変わるかもしれない」。また、広島時代を回想し「敬遠はできればしたくない。むかつく時は敬遠で145キロくらい出す。日本の時はしたくない時、そういうことをしました。俺の意思じゃないよ、というのを示すために」と笑みを交えて話した。

 AP通信によると、昨季の敬遠数は両リーグ合計で932回。約2・5試合に1回の割合で、時短につながるか疑問視する声もある。ちなみに、田中はメジャー過去3年で敬遠が一度もない。

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