西武・森 豪快スコアボード直撃弾 2軍では別格、今季こそ正捕手

[ 2017年2月24日 08:16 ]

2軍練習試合   西武4―1阪神 ( 2017年2月23日    安芸 )

阪神戦で特大アーチを放った西武・森と打球をぶち当てたスコアボード
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 阪神との2軍の練習試合に「5番・捕手」で出場した西武・森が、豪快すぎる一発を放った。2回、阪神ドラフト6位・福永(四国・徳島)のカーブを振り抜くと、打球はスコアボードを直撃。推定飛距離130メートル、阪神のスタメン表示の「緒方」「大和」の間にぶち当たった。

 「風ですね」と謙遜したが「直球を待っていて、(体の)回転でいい感じで打てた」。今年の実戦初アーチ。4回2死二塁でも中前適時打を放って2安打2打点と、2軍では格の違いを見せつけた。この打力があるからこそ、辻監督は今季の「捕手一本」起用を決断した。キャンプ直前に右肩甲骨裏側の張りを訴え、B班(2軍)スタートとなった。それでも順調に回復。この日は森自身が志願して捕手として今年初めて出場し、守備でも無難な動きを見せた。

 24日にA班(1軍)に合流する森は「(捕手として)数をこなさないと感覚は戻ってこない。(攻守の)両方アピールできれば」。目指すは正捕手として開幕スタメン。「目標はそこに置いている」と力を込めた。 (鈴木 勝巳)

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2017年2月24日のニュース