ドジャース接戦制して逆王手 カーショー中3日力投も7回途中5失点

[ 2016年10月12日 10:10 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ( 2016年10月11日    ロサンゼルス )

8回2死一、二塁、勝ち越しの適時打を放つドジャースのアットリー(AP)
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 ナ・リーグ地区シリーズ第4戦が11日(日本時間12日)、ロサンゼルスで行われ、対戦成績1勝2敗と追い込まれていた、前田健太投手(28)の所属するドジャースは6―5でナショナルズに競り勝ち、2勝2敗のタイに持ち込んだ。第5戦は13日(同14日)にワシントンで行われる。

 ドジャースはエース左腕カーショーが7日の第1戦から中3日で強行先発。初回に4番マーフィーに適時打を打たれて1点を失ったが、その裏にゴンザレスの逆転2ランで試合をひっくり返すと、2~6回は1失点のみ。しかし5―2の7回、2安打と四球で2死満塁のピンチを招いてマウンドを降りた。

 ドジャースは救援陣が失点して5―5と試合を振り出しに戻されたが、8回2死一、二塁からアットリーの右前適時打で勝ち越しに成功。9回をジャンセンが無失点に抑えて勝利をものにした。カーショーは7回途中で110球を投げて7安打5失点ながら11三振を奪う力投。7回途中から3番手で登板し、1回1/3を無安打無失点で勝ち越しを呼び込んだブラントンに白星がついた。

 ▼ドジャース・ロバーツ監督の話 3点差を追い付かれたが、誰も諦めていなかった。カーショーは信頼性が高く、長い回を投げられるので(中3日で)起用した。移動日が入るので、第5戦に向けてリセットできる。

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