上原 今オフFAでオファーなければ引退も「話があればどこでも」

[ 2016年10月12日 05:30 ]

ア・リーグ地区シリーズ第3戦 ( 2016年10月10日    ボストン )

<レッドソックス・インディアンス>8回の1イニングを3者凡退に抑えた上原(AP)
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 ワールドシリーズを制した13年以来の頂点を目指したレッドソックスが、地区シリーズ3連敗で姿を消した。上原は2―4で迎えた8回に救援。3者凡退に抑えて味方の反撃につなげたが、あと1点及ばず「終わったという思いしかない。向こうが素晴らしいチームだった」と話した。

 今季が2年契約の最終年だった上原は、今オフにFAとなる。同じ75年生まれのオルティスは今季限りで現役を引退。来季42歳となる右腕は「僕もどこからもなければやめるつもり」とメジャー契約のオファーがなければ引退する意向を示した。ただ、今季2勝3敗、防御率3・45の成績を残し、守護神キンブレル不在の間は抑えも務めただけに、レ軍が再契約に動く可能性は十分ある。レ軍との交渉がまとまらなくても他球団が興味を示す可能性は高く「話があればどこでも」とまずは条件提示を待つ考えだ。

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2016年10月12日のニュース