オリ球団本部長 大型補強を約束 緊急渡米へ「監督、首脳陣に迷惑かけた」

[ 2016年10月12日 05:30 ]

オリックスの瀬戸山球団本部長
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 オリックスの瀬戸山隆三球団本部長(63)が、12日に緊急渡米することが11日、分かった。

 駐米スカウトのラロッカ、ホールトンらと極秘会議を開く模様で、編成部アドバイザーに就任予定の長谷川滋利氏(48)も参加が見込まれる。来季の外国人補強戦略を確認し、本格的なリストアップを進める。

 今季、最下位低迷の一因が助っ人勢だ。7人在籍したが戦力になったのは先発で9勝を挙げたディクソンのみ。契約更新交渉中のモレルも打率・244、8本塁打に終わり、来季はあくまで「保険扱い」で、新戦力発掘が上位進出のカギになる。今季の総括会見で同本部長は「監督、首脳陣に迷惑をかけた。特に力を入れて、いい選手を補強したい」と大型補強を約束。メジャーに精通する長谷川氏の助言を仰ぎ補強作業を本格化させる。

 チームは12日から秋季練習が始まるが、現場は福良監督に任せる。メジャーでは現在、各チームが来季の保有戦力となる40人枠の入れ替え作業を実行中。あふれ出てくる中から新助っ人候補を探すため、オリックスもメジャー30球団の動向をチェックしており、重要な補強会議となりそうだ。

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2016年10月12日のニュース