西武・辻新監督 守備実演指導プラン Gグラブ賞8回の名二塁手

[ 2016年10月12日 05:30 ]

岸のキャッチボールをじっと見つめる辻新監督
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 西武の辻新監督が「最高の教材」となって、内野守備を立て直す。この日から秋季練習(西武第2)の全メニューを視察。今季101失策で12球団ワーストだった守備の再構築のために、今後は自らグラブを持って捕球、送球を「実演指導」するプランを明かした。

 「そのへんのゴロなら、俺でもまだできますよ」。現役時代はゴールデングラブを8回受賞した名二塁手。手本を示すのは、本格的な指導をスタートさせる11月の秋季キャンプ(宮崎・南郷)となる。言葉で説明するのではなく、捕球や送球の動きを実際に目で覚えさせる。「投手を含めた守備や走塁、守備面でのフォーメーションの動きを実戦に近い練習でやっていく」と辻新監督。守備の名手は、独自の指導理論でイズムを注入していく。 (重光 晋太郎)

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