オリオールズ 采配ミス?守護神ブリトンの登板なくシーズン終了

[ 2016年10月5日 15:19 ]

ア・リーグ地区シリーズ進出決定戦 ( 2016年10月4日    トロント )

オリオールズのバック・ショーウォルター監督 (AP)
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 オリオールズは4日(日本時間5日)に行われたア・リーグのワイルドカードゲームに敗れてシーズン終了。今季はメジャートップの253本塁打をマークし、空中戦ではどこにも負けないはずだが、延長11回に7番手・ヒメネスがブルージェイズのエンカーナシオンにサヨナラ3ランを浴びた。

 2―2で迎えた延長11回は1死走者なしの場面でヒメネスがマウンドへ。しかし、トラビスとドナルドソンに連打を許すと、続くエンカーナシオンに試合を決められてしまった。負けると監督の采配にケチがつくもの。接戦でありながら、シーズン中にセーブ失敗が一度もなかった守護神ブリトンがこの試合に登板することは最後までなかった。

 これについて問われたショーウォルター監督は「試合の流れの中でいろいろなことを考えていたが、サヨナラの場面まで投手陣はしっかりと仕事をしていた」とコメント。続けて「ブリトンはいつでも登板できる状態だったよ」と話すにとどまった。ただ、ブリトン本人は不満そうで「ただ座って試合を見ているだけで、チームの役に立つことができなかった。苛立たしかったよ」と胸の内を明かしている。

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2016年10月5日のニュース