ハム 大谷の剛速球で目慣らしだ 紅白戦でレアードらと真っ向勝負

[ 2016年10月5日 05:30 ]

練習中、笑顔を見せる大谷
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 大谷の剛速球を目慣らしに使って、日本ハムが12日からのCSファイナルSを勝ち抜く。

 日本最速164キロを誇る二刀流右腕は5日に札幌ドームで行う紅白戦に先発するが、栗山監督は「打者にとっては速い球に目が慣れるというメリットがある」と、主力打者も打席に立たせる。

 後攻の白組で先発する大谷は1、2イニングをめどに登板。打線には今季39発を放ち、来日2年目で本塁打王のタイトルがほぼ確実なレアード、リーグ2位の打率.314をマークした西川が並ぶ。シーズン中に見られない注目の対決に、レアードが「CSでは大谷ほど速い球を投げる投手はいない。良い準備ができる」と言えば、9月28日の優勝決定試合で史上初の1―0完封を達成した大谷も「レアードは直球を投げないと怒りそうなので、直球を投げる」と真っ向勝負を宣言した。

 相手はソフトバンク、ロッテのどちらでも構わない。「抑えたら抑えたで、良い調子で調整ができるし、打たれたら打たれたで打者も気持ち良くCSに入っていける」。栗山政権初の日本一へ、大谷は最高の準備を整える。 (柳原 直之)

 ▼日本ハム・西川(大谷との対戦について)2日間(休日で)空いて、だいぶ目がぼやけているので、速い投手を見られることは良いと思う。

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2016年10月5日のニュース