中日・森監督 来季打撃コーチに土井氏就任認めた 底上げ期待

[ 2016年10月5日 05:55 ]

15年秋季キャンプでの落合GM(左)と土井氏
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 中日・森繁和新監督(61)は来季の打撃コーチに土井正博氏(72)が就任することを認めた。

 「オレがもし(監督を)やるとしたら、来てほしいというのはあった。(臨時コーチを務めていたが)これからも見てもらえたら」と明かした。

 土井氏は14年秋季キャンプから堂上、福田、高橋ら若手を指導してきた。森監督は「一緒にいる時間を伸ばして、もっと良くなるのであればいいと思う」とさらなる底上げに期待。波留敏夫2軍打撃コーチ(46)が昇格し、土井氏とタッグを組むことが濃厚だ。

 さらに西武を退団した奈良原浩氏(48)が加入し、長嶋清幸2軍外野守備走塁コーチ(54)の昇格も有力。奈良原氏は07年~11年まで2軍コーチとして、長嶋コーチは04年~06年に1軍コーチとして、当時の落合監督(現GM)の下、常勝時代を支えた。

 土井氏の加入で、加藤秀司チーフ打撃兼野手総合コーチ(68)、嶋村一輝打撃コーチ(34)は2軍へまわる見通し。組閣の進ちょくに「順調といえるんじゃないか」と語った指揮官。4年連続Bクラスからの再建へ、土壌は固まりつつある。

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2016年10月5日のニュース