【CSキーマン】巨人ギャレット DeNA戦は10発打率・358

[ 2016年10月5日 08:50 ]

高橋監督(右)が見つめる中、打撃練習をするギャレット
Photo By スポニチ

 舌なめずりして待ち受ける。今季新加入の巨人・ギャレットはDeNA戦で打ちまくった。今シリーズでは「6番・左翼」が濃厚な助っ人は「よく打った相手だけど、打ち取られた印象も強い。失投は逃さない」とイメージを膨らませる。

 今季打率は・258だが、DeNA戦では・358。球団別ではセ5球団の中で最も高打率を残した。全24本塁打のうち10発も放った。本塁打こそ全て横浜スタジアムだが、2軍から再昇格した6月10日以降は、東京ドームでも同戦で打率・350を誇り「打つべき球を打てば結果はついてくる」と確信している。

 メジャーでのポストシーズンは、パイレーツ時代の13年地区シリーズの一度。代打で2打数無安打だった経験を胸に「いつも以上を求めると自分の力が出せない。いつも通りのプレーを心掛けることが第一」と35歳は肩の力を抜く。4万人の観衆を超える東京ドームで一年間「ポストシーズンのような雰囲気」と感じながら、戦ってきた。

 ちなみに対広島も打率・321。下克上へ、メジャー122発の主砲が頼もしい。 (神田 佑)

 ▼巨人担当・神田佑 一振りで決める力がある。9月22日の中日戦では逆転サヨナラ2ラン。今季9度決勝打を放った6番打者の、勝負強さに期待したい。

続きを表示

2016年10月5日のニュース