楽天 首位相手に大敗、安楽5回まで無失点も踏ん張れず「力がない」

[ 2016年9月3日 18:50 ]

<楽・ソ>2回無死、内川の打球を足に当てて治療を受ける安楽

パ・リーグ 楽天1―7ソフトバンク

(9月3日 コボスタ宮城)
 楽天は首位・ソフトバンク相手に1―7と大敗。好調だった8月から一転、9月は3連敗となった。

 先発の安楽は2回に右足スネに打球を受けながら、5回まで無失点と好投。しかし、6回に先頭・中村晃の左前打を機に2死二塁にすると、外角141キロ直球を右前に運ばれ先制を許した。打たれた瞬間、思わず顔をしかめた安楽。「失投ではない。勝負にいった球を打ち返された。力がない」と悔しさをにじませた。

 「0―0の試合で先に点を与えると流れが変わる」と振り返ったように、7回は先頭の松田から二者連続三塁打を浴び、さらに1点を失うと、2死一、三塁までこぎつけたが、降板。代わった金刃、青山が押し出し四球を与え、6回2/3を4失点で4敗目を喫した。

 打線は左腹斜筋損傷で出場選手登録を抹消されたアマダーに代わり、昇格したペレスが3番で即スタメン出場。しかし、2三振に1併殺と空回りし、9回に1点を返し、千賀の完封勝利を阻止するのがやっとだった。

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2016年9月3日のニュース