広島・野村 42日ぶり自己最多13勝 石原と息ピッタリ

[ 2016年9月3日 05:30 ]

<ヤ・広>6回2失点で13勝目を挙げた野村

セ・リーグ 広島5―2ヤクルト

(9月2日 神宮)
 チームが快進撃を続ける中で、広島・野村が長いトンネルを抜けた。先発し6回2失点の粘投で7月22日阪神戦以来、42日ぶりの白星をゲット。13年の12勝を超える自己最多、同僚ジョンソンに並ぶリーグトップの13勝目をマークした。

 「野手の方に勝たせていただいた。自分の(6回の)バントミスや先に点を与えてしまったところもあったので、野手の方に感謝です」

 前半戦だけで11勝を挙げたが、後半戦は好投を続けながらも自身の勝ち星からは遠ざかった。歯車がかみ合わない中でも、必死に粘った結果がこの日の勝利につながった。4回無死から荒木に先制ソロを許すなど2失点。なおも無死一、二塁のピンチだったが「気持ちを切り替えて、なんとか2点で粘れた」と後続を断った。直後の攻撃で逆転してもらうと5、6回はともに3者凡退で退け98球で降板した。

 畝投手コーチが「足のことがあったのであそこで代えた」と説明するように状態は万全ではなかった。前回登板した8月26日の中日戦でバント処理の際に左足首をひねった。同28日まで走ることさえできず調整に狂いが生じたが、持ち前の制球力と粘りで試合をつくった。コンビを組む石原の存在が好成績の裏にある。「低く構えてくれるので投げやすい。石原さんのリード通りに投げられるようになったのが(好成績の)要因なのかもしれないですね」。低めへの高度な制球力を身につけ、今季は凡打の山を築いている。

 13勝3敗で自身の貯金を10とし、勝ち星と勝率(・813)のタイトル2部門で再び、トップに立った。目の前の霧が晴れた今、野村もチームの勢いに乗り、再度の勝利を量産態勢に入る。 (柳澤 元紀)

 ▼広島・中崎(昨年と並ぶ自己最多の29セーブ目)いつも通り、何も意識せずに投げました。次もしっかり準備して投げるだけです。

 ▼広島・石原(3安打。球団生え抜き捕手で初めて、生涯打率が記録に残る通算4000打数に到達)投手陣が良く投げてくれた。打撃は…ハッハッハ。頑張ります。

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