オリ中島 意地のV打 今季2軍落ち経験も復調

[ 2016年9月3日 05:30 ]

<オ・日>決勝打の中島はお立ち台でポーズ

パ・リーグ オリックス5―2日本ハム

(9月2日 ほっと神戸)
 オリックスが既に今季カード負け越しの決まっている日本ハムに対して意地を見せた。2点を追う7回に安達の適時打と相手失策などで同点とし、なおも1死満塁から中島が決勝打。石井の初球を左前へ運び、「初球からストライクならいこうと思っていた」と喜んだ。

 2軍降格した6月26日時点で打率・235の不振。打撃修正に努めて打率・278まで盛り返し、慣れなかったDHにも「ベンチ裏で体を動かしたり、バットを振ったり」とリズムをつかめるようになった。

 本来の姿に近づき、福良監督は「やっぱり勝負強さを見せてくれた」とご満悦。8回2死一塁ではレアードに対して平野を投入するなど執念の継投も実り、2年連続のシーズン負け越し決定を先延ばしにした。

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