樟南　１１安打９得点で初戦突破！京都翔英は自慢の強打が不発

＜京都翔英・樟南＞１回裏樟南無死二、三塁、上栗が右翼線に２点三塁打を放つ
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第９８回全国高校野球選手権大会第４日・１回戦 樟南９―１京都翔英

（8月10日 甲子園）
　第９８回全国高校野球選手権大会第４日は１０日に甲子園球場で１回戦の４試合があり、第２試合は３年ぶり１９回目出場の樟南（鹿児島）が初出場の京都翔英（京都）を下し、２回戦進出を決めた。

　樟南は初回に１点の先制を許したが、その裏に逆転。上栗が２点適時三塁打、吉内が犠飛を放った。中盤の６回にはこの回からマウンドに上がった京都翔英の２番手・高向を攻め、５本の安打を集めて一挙４得点を奪った。

　先発の浜屋はいきなり失点を喫したが、その後はスコアボードに「０」を並べ、７安打１失点という内容で８回を投げて降板。９回はもう一人の左腕、畠中が試合を締めた。

　京都翔英は先発の滝野が５回２安打３失点。６回に高向が樟南打線につかまると、７回途中からマウンドに上がった平垣内もその勢いを止めることができなかった。打線は３番の森元が適時二塁打を放ち、幸先良く先制したが、２回以降は６安打無得点。県大会では６試合中、４試合でコールド勝ちを収めたが、甲子園では自慢の強打が不発に終った。