市和歌山 夏12年ぶりの白星「“逆転の星稜”に内心ドキドキ」

[ 2016年8月10日 16:25 ]

<市和歌山・星稜>市立和歌山の先発・赤羽

第98回全国高校野球選手権大会第4日・1回戦 市和歌山8―2星稜

(8月10日 甲子園)
 市和歌山が星稜を下して夏では12年ぶりとなる白星。半田監督は「序盤からゲームが動いて苦しかった」と試合を振り返った。

 初回に1点ずつ取り合い、3回に2本の適時打で3得点。終盤には4得点で相手を突き放した。「欲しいところでタイムリーが出てよかった」と半田監督。序盤不安定も9回を完投した赤羽については「練習から悪かったので、どうなるかと思っていたが、よく投げてくれた」と称えた。

 「試合の後半は“逆転の星稜”に内心ドキドキしていた」。報道陣に囲まれた赤羽はそう切り出すと、「相手打線の打球が速かったので、ヒヤヒヤした」とコメントを続けた。星稜打線を相手に11安打を浴びながらも2失点。半田監督は立ち上がりが心配だったというが、本人は「開始からアドレナリンが出ていて、調子の良い状態で試合に臨めた」と話した。

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2016年8月10日のニュース