マエケン 7回途中2失点 93球力投も10勝目お預け

[ 2016年7月30日 13:32 ]

<ドジャース・ダイヤモンドバックス>ドジャースの先発・前田 (AP)

ナ・リーグ ドジャース9―7ダイヤモンドバックス

(7月29日 ロサンゼルス)
 ドジャースの前田健太投手(28)が10勝目を懸けて29日(日本時間30日)のダイヤモンドバックス戦に先発。6回1/3を投げて4安打2失点という力投を見せたが、勝敗はつかなかった。

 前田はダイヤモンドバックス戦にこれまで3試合に先発して1勝1敗、防御率4・02。17日の登板では5回途中5失点で敗戦投手となったが、この日は序盤から凡打の山を築いた。チーム打率2割6分4厘はリーグ3位のダイヤモンドバックス打線を相手に6回まで2安打と好投。さらに無四球と制球も安定していた。

 しかし、3―0とチームがリードして迎えた7回、先頭のゴールドシュミットに左前打を許すと、1死からカスティーヨに右中間を割る適時二塁打を浴び失点。ここで、前田は球数93球で降板となったが、救援投手陣がダイヤモンドバックス打線の勢いを止められずに3―7と逆転を許した。

 試合は9―7でドジャースが逆転勝ち。大量失点直後の7回、ペダーソンの2ランなどで一挙5得点を奪い、8―7と試合をひっくり返し、続く8回にもシーガーの適時二塁打で追加点を挙げた。

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2016年7月30日のニュース