【福岡】九州国際大付 3連覇で7度目の夏切符 福岡大会55年ぶりのV3

[ 2016年7月30日 15:22 ]

3年連続7回目の優勝を飾りと抱き合って喜ぶ九州国際大付の藤本(左)と永岡

第98回全国高校野球選手権福岡大会決勝 九州国際大付4―3福岡工大城東

(北九州市民)
 第98回全国高校野球選手権福岡大会決勝が30日、北九州市民球場で行われ、九州国際大付が福岡工大城東を4―3で下し、3年連続7度目の夏の甲子園出場を決めた。福岡大会3連覇は61年の戸畑以来。

 九州国際大付は2回1死から藤本が右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、続く主将・永岡の右中間三塁打で先制のホームを踏んだ。ここで福岡工大城東はエース青山を早々にあきらめ、左腕・坂元にスイッチ。1死三塁となり九州国際大付は鳥井の右犠飛でさらに1点を追加した。

 4回には先頭の尾仲が左前打で出塁すると藤本の犠打で1死二塁。永岡が中飛に倒れるも、鳥井の中前適時打で1点を追加。1死一塁となって中山が右翼へ二塁打。守備がもたつく間に一走・鳥井が一気に生還した。

 福岡工大城東は5回に先頭の山口が左中間二塁打を放ち、坂元の二ゴロで三進。1死三塁となって西田の左犠飛で1点を返した。6回には四球と2本の安打で1死満塁とし、山口の中犠飛で1点を挙げた。さらに8回1死満塁では、坂元の右前適時打で1点差に詰め寄るも、後続が三直併殺打に倒れた。9回も2死から2連打で一、二塁。一打同点の好機だったが、船越が遊直に倒れ、あと1本が出なかった。

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2016年7月30日のニュース