イチロー 147キロのレーザービーム!25歳走者感嘆「これはまずいと…」

[ 2016年7月30日 14:56 ]

<マーリンズ・カージナルス>4回に本塁へのタッチアップを試みたウォン(右)はイチローの好送球でタッチアウト (AP)

ナ・リーグ マーリンズ6―11カージナルス

(7月29日 マイアミ)
 マーリンズのイチロー外野手(42)が29日(日本時間30日)のカージナルス戦で見事なレーザービームを見せた。

 メジャー通算3000安打まであと2本としていたイチローは、この試合に「3番・左翼」で先発出場。残念ながらヒットは出なかったが、矢のような送球で地元ファンを沸かせた。

 4回、3―1とリードのカージナルスはウォンの三塁打で1死三塁と好機。ここでガルシアの左飛で三走・ウォンが本塁へのタッチアップを試みたが、42歳の肩が25歳の足に勝った。メジャーリーグの計測システム「スタットキャスト」によると、イチローのこの送球は時速147・4キロを示し、72・8メートルを旅したとのこと。

 本塁でタッチアウトとなったウォンはイチローの衰えぬ肩にあらためて感嘆。「彼が強肩なのはみんな知っているだろ。打球がレフトに飛んだ瞬間、これはまずいなと思ったよ。頭を下げて全力疾走したけれど、やっぱりアウトにされてしまったね」と試合後に語っていた。

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