中日・伊藤 1406日ぶり勝った 山本昌流ケアで右肘手術乗り越えた

[ 2016年7月30日 06:23 ]

<神・中>伊藤は4年ぶりに勝利を挙げファンの声援に応える

セ・リーグ 中日3―1阪神

(7月29日 甲子園)
 イケメンぶりは4年の月日が流れても変わらない。12年9月22日阪神戦以来、実に1406日ぶりの白星。25歳になった中日・伊藤は前回勝った時と同じ甲子園で爽やかな笑顔を振りまいた。

 「この勝利を挙げるまでに多くの人に支えてもらった。感謝の気持ちを伝えたい」。3カ月ぶり2度目の先発。最速150キロの直球と変化球のコンビネーションで打たせて取った。4回まで無安打。5回1/3を1失点でチームを約1カ月ぶりの連勝に導いた。奪った三振は2つだけ。投げ合った阪神・藤浪が13三振を奪ったのとは対照的だったが、勝てる投球だった。

 岐阜城北から08年にドラフト2位で入団。1メートル87の大型右腕で将来のエース候補として背番号18を与えられ、12年にはCSファイナルステージで巨人に勝った。だが13年に右肘を手術し、背番号も65に降格。以後、体のケアに人一倍気を使い、今季からは「自分に合っている」と登板後にアイシングを施すこともやめた。昨季限りで引退した大先輩の山本昌氏を参考にしたレジェンド流だ。

 「結果を残さないと終わり。そういう世界ですから」。背水の陣で臨んだ8年目。故障を乗り越え、勝った男はさらに格好良く見えた。

 ◆伊藤 準規(いとう・じゅんき)1991年(平3)1月7日、愛知県生まれの25歳。岐阜城北では2年夏の岐阜大会、清翔との準々決勝でノーヒットノーランを達成。甲子園出場はなし。08年ドラフト2位で中日入団。10年4月4日阪神戦(ナゴヤドーム)でプロ初勝利。今季年俸675万円。1メートル87、80キロ。右投げ左打ち。

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