金子荒れた…持ち前制球力見られず オリックスまた最下位へ

[ 2016年4月2日 06:20 ]

<オ・ロ>先発・金子のピッチング

パ・リーグ オリックス3-4ロッテ

(4月1日 京セラD)
 勝てる試合をまたも落とした。自己ワーストの7四球と荒れた開幕戦に続き、またもオリックスの金子がピリッとしない。4回には1死満塁から田村に押し出し四球を与えるなど、持ち前の制球力が見られず。7回3失点はエースには寂しい数字だ。

 「早く1勝したい気持ちがあって、投げ急いだ。結果が欲しがりすぎた」。金子は反省の弁を並べたが、不運もあった。7回1死一塁で、細谷の打球がワンバウンドして中堅ボグセビックの頭上を越える適時二塁打に。ただ、それを差し引いても金子の投球ではなかった。試合後、酒井投手コーチは、金子に登板間のブルペン投球練習を提案。福良監督は「前回もそうだったけど、もう一回、原因を追及しないといけない」と渋い顔だ。

 さらに苦笑いしたのが観戦していた宮内義彦オーナーだ。「これで2勝4敗。しかし、ぼくが見に来た試合は0勝2敗だ。開幕戦は、素晴らしい逆転サヨナラ負けを見せてもらった」と自虐たっぷりに振り返った。8回には佐藤達が鈴木に決勝ソロ弾を献上。開幕戦に続く1点差負けで、再び単独最下位に転落した。

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2016年4月2日のニュース