マエケン 清宮弟に夢の懸け橋「みんなの憧れになれるように」

[ 2016年4月2日 05:30 ]

練習後、清宮福太郎君(右)にサインをするドジャース・前田

 ドジャース・前田が怪童を前に、改めて1年目からの活躍を誓った。本拠・ドジャースタジアムで初練習後、米国遠征中のリトルリーグ・東京北砂の訪問を受けた。昨夏のワールドシリーズを制し世界一となった東京北砂は、ロサンゼルスでの親善交流トーナメントに招待されており、帽子やボールにサインをして記念撮影に納まった。

 「僕もプロ野球選手になるのが夢だった。夢をかなえてほしい。僕もみんなの憧れになれるように頑張っていきたい」と前田。昨夏もメンバー入りしていた、ラグビートップリーグのヤマハ発動機・清宮克幸監督の次男・福太郎君(12)は新チームの主力に成長。今春、中学生になったばかりだが、この7カ月で身長が10センチも伸び、1メートル75は頭一つ飛び抜けていた。赤い帽子にサインをもらい、笑顔を浮かべた。

 前田は1日(日本時間2日)に開幕前最後の登板となるエンゼルス戦に登板。ドジャースタジアムでの初登板で3イニングを予定する。「本拠地のマウンドの感触を確かめたい。シーズン最初の登板で力まないよう、目いっぱい力みながら投げたい」と最後の仕上げに臨む。(ロサンゼルス・奥田秀樹通信員)

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2016年4月2日のニュース