龍谷大平安・原田監督 厳しい一戦制し「良い経験をして強くなった」

[ 2016年3月26日 11:33 ]

<龍谷大平安・八戸学院光星>龍谷大平安の先発・市岡

第88回選抜高校野球大会第7日・2回戦 龍谷大平安2―0八戸学院光星

(3月26日 甲子園)
 龍谷大平安が八戸学院光星との投手戦の末、優勝した2014年の86回大会以来、2年ぶりの準々決勝進出を決めた。

 「良く粘ってくれた。うれしかった」。原田監督は開口一番、先発の市岡の力投をねぎらった。市岡は9回を5安打完封。球数は142球を数えた。

 得点圏に再三、走者を抱えながらも本塁を踏ませなかったエースに「完封しろ」と声をかけていたという原田監督。「一冬越えて強くなった」と表情も緩んだ。

 ただ、「本来の当たりがなく、打たされていた」という打線は初回の先制点以降、相手投手の和田を攻めあぐね、追加点をなかなか奪えないでいた。好機は6回に訪れ、1死三塁の場面で4番・橋本の犠飛でようやくエースに援護点。

 「投手が投げて4番が打った。あの一打は大きかった」とうなづく原田監督は「いつも打撃で勝てる訳ではない。こういう試合をして、良い経験をしたので強くなった」と力強い口調でコメントを続けた。

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2016年3月26日のニュース