初出場の明石商 ベスト8進出 東邦 プロ注目藤嶋敗れる

[ 2016年3月26日 13:25 ]

<明石商・東邦>明石商の先発・吉高

第88回選抜高校野球大会第7日・2回戦 明石商3―0東邦

(3月26日 甲子園)
 第88回選抜高校野球大会の第7日は26日、2回戦の3試合が甲子園球場で行われ、第2試合は初出場の明石商(兵庫)が投手戦の末、11年ぶり28回目出場の東邦(愛知)を下して準々決勝進出を決めた。

 明石商は初回、2死から3番・橋本が四球を選ぶと、続く4番・小西が中越えの適時二塁打を放ち先制。終盤の7回には1死二塁の場面で2番・大西の中越え二塁打が飛び出し、欲しかった追加点を挙げると、続く8回にも6番・藤原の適時二塁打で相手を突き放した。

 先発の吉高は5安打5奪三振で9回を完封。1回戦では日南学園を相手に6安打2失点で完投している右腕は2試合連続でマウンドに一人で立ち続けた。

 東邦は先発の藤嶋が8安打3失点で8回を完投。吉高に負けない125球を見せたが、打線が沈黙。7回には2死二、三塁、9回にも2死三塁と好機を迎えたが、これをものにできず、エースの力投に報いることができなかった。

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