則本11K白星 2リーグ制以降史上初の入団から4年連続大役

[ 2016年3月26日 05:30 ]

<楽・ソ>7回2死、柳田を三振に抑えほえる則本

パ・リーグ 楽天7-3ソフトバンク

(3月25日 コボスタ宮城)
 2リーグ制となった50年以降では史上初の入団から4年連続開幕投手を務めた楽天の則本は7回6安打3失点で白星。2回までに3失点も3回以降は直球を主体に11三振を奪った。

 自身初の本拠地開幕での投球に「最初はどうなるものかと思った」と苦笑いしながら「逆転してもらってリセットできた」と打線に感謝。一度は勝利の記念球を渡された梨田監督は「我慢強く辛抱していた。(記念球は)則本に返そうかな」と試合後にサインをしたため右腕に贈り返した。

 ≪1リーグ時代は5季連続も≫則本(楽)が7回3失点で白星。開幕戦は1年目の13年から4シーズン連続先発。新人からの最多連続シーズン開幕投手は1リーグ時代の野口明(セネタース)の5シーズン。2リーグ制後では杉浦(南海=58~60年)の3シーズンを抜く新記録だ。この日は11奪三振。自身開幕戦の2桁奪取は14年の10奪三振に次ぎ2度目。開幕戦で2度以上の2桁奪三振は09、11年和田(ソ)以来7人目(最多は西武・松坂の3度)。

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2016年3月26日のニュース