巨人・原監督 ルーキー岡本の活躍に「甲子園と同じ感覚で…」

[ 2015年9月26日 18:59 ]

<巨・ヤ>ファンの声援に応える巨人の原監督

セ・リーグ 巨人4―3ヤクルト

(9月26日 東京D)
 巨人の原監督は「3点で抑えたことがよかった」とチームの鮮やかな逆転勝利に声を弾ませた。

 試合は開始直後に先発の高木勇が山田に3ランを浴びて重苦しい雰囲気。しかし、2回に長野の14号2ランで1点差、4回にはルーキー岡本の適時打でついに同点に追いついた。

 5回には阿部の適時二塁打で勝ち越しに成功。投げては5回3失点で何とか凌いだ高木勇からマウンドを引き継いだ救援陣が無失点で切り抜け、勝利をものにした。

 「追い上げの2ランが大きかった」。長野の一発にうなずく原監督は「(高校時代に)甲子園で活躍していた時と同じ感覚で打席に立っていたのだろう。見事なタイムリーだった」と適時打の岡本をほめ称えた。

 その後も「2死一塁と長打のほしい場面でナイスバッティングだった」と阿部の一振りにうなる指揮官は「0点に抑えたところが評価できる」と救援陣の活躍にも目を向けることを忘れなかった。

 「まだまだ戦いは半ば」。勝ってかぶとの緒を締めた原監督は「智之らしいピッチングを期待したい」と、あす27日の試合に中4日で先発する菅野に期待を込めた。

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