巨人・阿部 マジック点灯阻止の一振り!「相手にぶつかる気持ち」

[ 2015年9月26日 18:27 ]

<巨・ヤ>ヒーローインタビューを終えて笑顔の(左から)阿部、岡本、長野
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セ・リーグ 巨人4―3ヤクルト

(9月26日 東京D)
 巨人・阿部の一振りがチームの危機を救った。

 負けるか引き分けでヤクルトにマジック点灯。目の前でそれだけは許さないとばかりに阿部のバットが火を噴いた。

 3―3の同点で迎えた5回、2死一塁の状況で打席に入った阿部はヤクルトの2番手・ロマンが投じた3球目を強振。打球はセンターの頭を越え、走者の片岡を本塁へと迎え入れる勝ち越しの二塁打となった。

 自身の一打で首位攻防戦の第1ラウンドを制した阿部はお立ち台でマイクを向けられ、「やりました」と第一声。「自分たちは2位という立場。相手にぶつかっていく気持ちがよい結果になった」とコメントを続けた。

 「残り5試合。主軸としての思いをすべてぶつけていく」。そうファンに誓った阿部は「プレッシャーがかかっているのはヤクルト。僕らは思い切りぶつかりたい」とあす27日の第2ラウンドに闘志を燃やしていた。

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