山本昌 引退後もラジコン禁止?星野氏「野球のことだけ考えて一生終われ」

[ 2015年9月26日 20:27 ]

1988年8月30日の広島戦、マウンドで中日の星野仙一監督からゲキを飛ばされる山本昌。この日、中継ぎでプロ初勝利を挙げる

 楽天の星野仙一副会長(68)が26日、引退を表明した中日の50歳左腕・山本昌についてコメントした。

 山本昌は1983年のドラフトで5位指名を受け中日に入団。星野副会長は87~91、96~01年に中日の監督を務めた。88年にドジャースと同じベロビーチでキャンプをした後、山本昌ら若手選手を野球交換留学生として米国に残してきた。その経験が野球選手として花を咲かせるきっかけとなったが「アメリカに置いてきて良かった、唯一の男だ」と振り返った。

 また、「何よりも恵まれた体を親からもらっていた。球は全力投球しても遅かった。その遅い中で、いかにして威力のある球を投げて打者を抑えていくかというすべを覚えていった」と選手としての山本昌を評した。

 山本昌は趣味のラジコンではプロ級の腕前を持っており「現役が終わったら、ぜひラジコンの世界大会まで行きたい」とは語っていたものの、星野副会長は「50歳まで投げて、これから遊ぶ余裕のある年齢ではないだろうから、野球のことだけを考えて一生を終われ」とゲキを飛ばしていた。

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2015年9月26日のニュース