佐藤世10失点も気迫見せた「最後のマウンドになるんだという思い」

[ 2015年8月20日 16:18 ]

<仙台育英・東海大相模>9回表無死、小笠原(手前)に勝ち越しのソロ本塁打を浴びて呆然の仙台育英・佐藤世

第97回全国高校野球選手権決勝 仙台育英6―10東海大相模

(8月20日 甲子園)
 一時は4点差つけられたが仙台育英が打線の粘りで追いつき、佐藤世も尻上がりに調子を上げ押し気味に進めていた場面で浴びた一発。「あの1球はカウントを取りにいくボールだった」と甘く入った1球を振り返った。

 2試合連続完投で迎えた決勝、序盤は制球が甘くなり4回までに10本を安打を浴び6失点。「初回は相手の雰囲気に飲まれ打ち込まれた」ものの、5回から立ち直り8回までの4イニングを無安打投球。「5回からはこれが最後のマウンドになるんだという思いで、応援してくれた人、宮城から来てくれた人のためにも投げようと思って精一杯投げました」と気迫のマウンドとなった。

 同点で迎えた9回、先頭の小笠原に投じた初球、高めのフォークを右中間スタンドまで運ばれ均衡が崩れると、緊張の糸が切れたように4失点。9回3アウトを取りベンチに戻る時にもうっすら笑みも浮かべていた。

 佐々木監督は佐藤世の熱投を「よく投げた。途中で『もう疲れたんじゃないか、どうだ』と聞いたが、大丈夫だと言ってあそこまで投げてくれた」とねぎらった。

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