DeNA・山崎康、新人最多32S…与田の記録25年ぶり塗り替えた!

[ 2015年8月20日 21:03 ]

<D・ヤ>新人最多セーブ記録を更新した山崎康はスタンドの声援に応える

セ・リーグ DeNA2―1ヤクルト

(8月20日 横浜)
 DeNAのドラフト1位右腕・山崎康晃投手(22=亜大)が20日、横浜スタジアムで行われたヤクルトとの21回戦で今季32セーブ目をマーク。1990年に与田剛投手(中日)が記録した新人最多セーブ記録を25年ぶりに塗り替えた。

 山崎康は2―1で迎えた9回に4番手として登板し、1回を無安打無失点でピシャリ。先頭の大引を空振り三振に斬って取ると、続く武内も空振り三振、中村は遊撃へのゴロに仕留め、。先発して6回1失点と好投した同期のドラフト2位左腕・石田健大(22=法大)の本拠地初勝利となる今季2勝目を“アシスト”した。

 試合後、お立ち台で「数字にこだわりはないのですが、みなさんが応援してくれるおかげで記録が更新できたと思ってます」と満員御礼となったハマスタのファンに感謝していた。亜大の先輩、与田投手の記録を抜いたことについては「(プレーは)ユーチューブでしか見たことがないんですけど、本当に光栄に思っています」とコメントした。

 同級生の石田が6回1失点で2勝目を挙げたが、ウイニングボールについて聞かれると「石田にあげたいけど、お母さんに渡します」と答え観客席にいた母親に笑顔を見せていた。

 ヒーローインタビューのラストには「もっとチーム一丸となって、クライマックス進出します!」と満員の観客席へ誓った。

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