中京大中京・上野 10K完投 全国最多夏通算77勝目

[ 2015年8月7日 05:30 ]

<北海・鹿児島実>10奪三振で完投勝利を決めた中京大中京・上野

第97回全国高校野球選手権第1日・1回戦 中京大中京4―1岐阜城北

(8月6日 甲子園)
 中京大中京(愛知)のエース上野が1失点完投。8回に1死一、三塁のピンチを招き、左翼の河田が右足の負傷で交代するアクシデントもあったが「自分が慌ててはいけない」と投前のゴロを冷静に処理して併殺に。9回は最後の打者を「(三振を)狙っていた」と自己最速の144キロ直球で10個目の三振を奪った。

 春夏合わせて11度の優勝はダントツ。主将も務める上野は「目の前の試合に勝ち、その積み重ねが日本一になれば」と09年以来8度目の全国制覇に向けて飛躍を期した。

 ≪夏の初戦は17連勝≫中京大中京が岐阜城北に勝ち、これで夏の初戦は61年から17連勝。明徳義塾の16連勝(継続中)を上回り単独最多となった。今大会出場の明徳義塾が敦賀気比に勝てば、再び両校が並ぶ。また中京大中京は夏通算77勝目、春夏通算132勝目で、ともに全国最多。

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2015年8月7日のニュース