ソフトBバンデンハークが危険球退場 顔面直撃の清田は病院へ

[ 2015年8月7日 20:01 ]

<ロ・ソ>4回、先頭の清田が顔面に死球を受け退場する

パ・リーグ ロッテ―ソフトバンク

(8月7日 QVCマリン)
 ソフトバンクのバンデンハークが7日、ロッテ戦(QVCマリン)の4回に清田の顔面へ死球を与え危険球退場となった。危険球での退場はパ・リーグでは今季4人目、両リーグでは12人目。

 0―2から4回に味方が5点を奪って逆転した直後。先頭打者への初球だった。1メートル98の体をかがめ、倒れ込む清田を心配そうにのぞき込んだ。

 プロ野球記録に並ぶ来日1年目の開幕6連勝が懸かったマウンドだったが、52球で降板となった。

 清田は死球直後、うつ伏せに倒れ込んだが、意識ははっきりしており、タオルで鼻を押さえながら自力でベンチ裏へと退いた。トレーナーの話では鼻の下あたりにボールを受け、歯は折れていないという。しかし、病院で検査を受けるためここで交代。代走には岡田が送られた。清田は6年目の今季、才能が開花。レギュラーに定着し、打率はチームトップとなる・325(7日時点)。この日も初回に先制の適時二塁打を放つなど、3番打者としてチームに欠かせない存在になっていた。

 ▼バンデンハークの話 味方が点を取ってくれたのに残念。清田選手に申し訳ないことをした。チームに対しても申し訳ない。(危険球は)人生で初めて。もう二度とないことを願う

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