中日・大野 4度目も10勝の壁 指揮官苦言「工夫しないと」

[ 2015年8月7日 05:30 ]

<中・D>7回2死一、二塁、筒香に中前勝ち越し適時打を打たれガックリの大野

セ・リーグ 中日1-2DeNA

(8月6日 ナゴヤD)
 また勝てなかった。10勝に王手をかけてから4度目の登板となった中日・大野は、7回7安打2失点と粘りの投球も実らず7敗目。自身4連敗でチームも4カード連続の負け越しが決まった。

 「勝負どころでしっかり投げきる事ができなかった…」

 序盤の3回を完全に抑えるなど立ち上がりから飛ばしたが、球数が増えた中盤以降に息切れ。1―1の7回2死一、二塁から、その打席まで今季通算6打数5安打と打ち込まれていた筒香に中前決勝適時打を許した。梶谷、筒香という同じ相手に何度もやられるパターンに谷繁兼任監督は「もう少し工夫しないと」と苦言。7月8日の阪神戦(甲子園)以来、1カ月勝ち星から遠ざかっている左腕の復調なしには、浮上は見えない。 (山添 晴治)

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2015年8月7日のニュース