中田「完璧」20号は稲葉氏助言のおかげ「毎日来てもらおうかな」

[ 2015年6月13日 18:28 ]

<日・D>試合を終え、大野(右)とハイタッチする中田。左は吉川

交流戦 日本ハム3―2DeNA

(6月13日 札幌D)
 両リーグ20号一番乗りを果たした日本ハム・中田が、アーチをかけた初回の第1打席を「完璧でした」とお立ち台で振り返ると、満員のスタンドが大きく沸いた。試合前にはこの日解説に訪れた稲葉篤紀氏からアドバイスを受け、即結果につなげた。

 ヒーローインタビューに放送席で満面の笑みの稲葉氏に「毎日来てもらおうかと思います」と呼び掛けるなど口も滑らか。これで4年連続20号に到達、このペースで打ち続ければ143試合換算で46本塁打となり、自己最多だった2013年の28本塁打を大きく上回る。

 数字のことは気にしないという中田は「(20号は)通過点。数字も意識せず、満足せずに勝利のために」と貪欲に白星を追い求め、スタンドに向かっては「満員はそうそうないので気合が入っていた」と語り、ファンの来場も求めて札幌ドームを盛り上げた。

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