ごっつあん!広島 殊勲の1、2番コンビ9回暴投呼んだ

[ 2015年5月31日 05:30 ]

<オ・広>9回、勝ち越しの生還を果たし、新井(左)とタッチする田中

交流戦 広島4-3オリックス

(5月30日 京セラD)
 広島・田中が6カードぶり勝ち越しを呼んだ。同点に追いつかれた直後の9回、1死三塁から平野佳の暴投で決勝の本塁を踏んだ。最後は相手のミスとはいえ、過程の道は自力で切り開いた。

 先頭打者として左翼線二塁打で出塁。「絶対に出塁すると思って(打席に)入った。データがないので初球からドンドンいった。高めのボールに上手く反応ができた」。菊池の3個目の犠打で三塁へ進んで重圧をかけ、平野佳の制球を乱した。

 田中は1回の右翼線二塁打、7回の中前打を合わせて3安打。猛打賞9度はリーグ最多だ。緒方監督も「オリックスの勝利パターンの投手から得点が取れて勝てたのは大きい。1番の(田中)広輔、2番の菊池…。(菊池は)シビれる場面で、きっちり3犠打。2番としての役割を存分に果たしてくれている。100点満点」と殊勲の1、2番コンビをたたえた。

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